|
<2005年06月19日> ADSLの接続方式を試行錯誤し、「上り拡張」をOFFにしたデータは、リンク切れ「0」とはなりませんでしたが、明らかに「上り拡張」をONにしていた時に比べリンク切れの回数が減っています。 合わせて「雨が降り始めたのでリンクが切れた」という事も発生していません。 今回はこの事について少し考えてみます。 元データはこちらです。 なお、こちらのページは「47Mbpsリンク切れデータ1」「47Mbpsリンク切れデータ2」「 47Mbpsリンク切れデータ3」の続きとなります。 2005年05月16日(2005年04月30日)から2005年06月15日までの約1ヶ月間、モデムを常時接続状態とし、人的によるリンク切断は行わず自然リンク切れのデータを採取しました。 なお、日時に関しては秒単位を切り捨てています。 回線1側に使用している「MS5モデム」と回線2側に使用している「6400Mモデム」の時間表示には若干のズレが生じている可能性があります。1分単位のズレは誤差として見てください。 【接続条件】
(回線1側) MS5モデム(ファームVer3.02) 「Annex I(OLなし・上り拡張なし)」 AMノイズキラー(NT-T32NK)接続 電源ノイズフィルター「audio-technica AT-NF1」接続 (回線2側) 6400Mモデム(ファームVer1.35) 「Annex I(OLなし・上り拡張なし)」 AMノイズキラー(NT-T32NK)接続 電源ノイズフィルター「audio-technica AT-NF1」接続 *その他詳細に関してはADSL回線環境とデータのページにて 【データ】
「リンク切れの回数は多くても1日に2回以内に収束している」 「リンク切れの頻度もまばらで回数も極めて少なく見受けられる」 「2005年04月30日から2005年05月27日までリンク切れが発生していない」 「リンク切れに関して特定の傾向は見出せない(時間的な傾向がない)」 という事でしょうか。
「リンク切れの回数は多くても1日に2回以内に収束している」 「リンク切れの頻度もまばらで回数も少なく見受けられる」 「リンク切れに関して特定の傾向は見出せない(時間的な傾向がない)」 という事でしょうか。
「2005年05月27日の2回のリンク切れは雷雨の為に発生している」 「2005年05月31日のリンク切れはLocal LOSになっている」 「2005年06月15日のリンク切れは雨の降り始めのリンク切れではない」 という事でしょうか。
「2005年05月27日の1回のリンク切れは雷雨の為に発生している」 「2005年05月31日のリンク切れはLocal LOSになっている」 「雨の降り始めのリンク切れは発生しなかった」 という事でしょうか。
「2005年05月27日のリンク切れは雷雨の為に発生した」 「2005年05月31日のリンク切れ(Local LOS)は回線途中の影響、もしくはNTT側の影響を受けた」 「それらの影響を差し引くと、回線1側は5回−3回=2回のリンク切れ、回線2側は11回−2回=9回のリンク切れにとどまったと考えられる」 という事でしょうか。 【MS5モデムと6400Mモデムのログ】
「MS5モデムのログ」 2005/06/15 22:45:09 ADSL回線通信中へ移行 2005/06/15 22:44:41 ADSL回線トレーニング中へ移行 2005/06/15 22:44:37 ADSL回線切断 2005/06/02 22:31:49 ADSL回線通信中へ移行 2005/06/02 22:31:21 ADSL回線トレーニング中へ移行 2005/06/02 22:31:17 ADSL回線切断 2005/05/31 22:25:59 ADSL回線通信中へ移行 2005/05/31 22:25:31 ADSL回線トレーニング中へ移行 2005/05/31 22:25:29 ADSL回線切断 2005/05/27 17:50:59 ADSL回線通信中へ移行 2005/05/27 17:50:30 ADSL回線トレーニング中へ移行 2005/05/27 17:50:26 ADSL回線切断 2005/05/27 17:29:43 ADSL回線通信中へ移行 2005/05/27 17:29:15 ADSL回線トレーニング中へ移行 2005/05/27 17:29:10 ADSL回線切断 2005/04/30 00:14:26 LANインタフェース リンクアップ 2005/04/30 00:14:24 LANインタフェース リンクダウン 2005/04/30 00:14:21 LANインタフェース リンクアップ 2005/04/30 00:13:59 ADSL回線通信中へ移行 2005/04/30 00:13:31 ADSL回線トレーニング中へ移行 2005/04/30 00:13:27 機器起動 「6400Mモデムのログ」 Total count 11 01 [ES Count] 2005/05/16 18:21:05 02 [ES Count] 2005/05/16 21:00:17 03 [ES Count] 2005/05/24 07:39:14 04 [ES Count] 2005/05/25 21:46:46 05 [ES Count] 2005/05/27 07:18:12 06 [ES Count] 2005/05/27 17:20:13 07 [0xfd] 2005/05/31 22:24:18 08 [ES Count] 2005/06/01 00:05:18 09 [ES Count] 2005/06/02 18:06:59 10 [ES Count] 2005/06/03 00:29:51 11 [ES Count] 2005/06/06 23:22:08 【考察】
ADSL8Mbps契約までの時のリンク切れは、今回の結果の様な感じだったのかもしれません。 データも取っていませんし、人間の記憶なんて曖昧ですから、都合の良い方向に記憶を修正してしまう事も簡単です。 ただ、記憶の中で覚えている事は、回線1側は、ほとんどリンク切れは無かったという事と、回線2側はISDNからの変更回線の為か、回線1側に比べリンク速度が遅い事、それにリンク切れも1週間に1〜2回程、発生していた記憶がある事。 それらをデータとして表したのが、今回の結果なのかも知れません。 今回のデータ採取中にも、強い雨が何度か降りました。 しかし、「上り拡張」をONにしている時の様に、「雨が降リ始めたのでリンクが切れた」という事は発生していません。 (回線1側で2005年06月15日に雨が降り続けている最中のリンク切れが1度ありましたが、何日間かの雨の最中の1度のみのリンク切れですの、「雨が降り始めたら・・・」の感覚とは明らかに異なります) ネット上を検索してみると、47Mbps登場以前から「雨が降るとリンクが・・・」という情報がある事を見つけています。 その際の対処として、自宅保安器に雨がかからない様にしたとか、回線途中のクロージャ内の結線箇所を防水処理してもらい、リンク切れが発生しなくなった。等という情報です。 47Mbpsが登場してから2chでも、「47Mbpsになってから(特に雨の降り始めに)リンク切れが多くなった」という情報を見かける様になりました。 n数情報はどの程度なのか分かりませんが、それなりの発生数と考えられます。 その際の対処として「OLをOFFにしてみる」という情報もあります。 話をまとめ、当方なりに考えてみますと、 雨が降ってきて、水分が電話線の芯線部分にかかれば、一時ショート状態ですから、リンク切れが発生する事は頷けます。 電話線の芯線部分に直接水分がかからないとしても、電話線の被覆に多くの水分がかかり、コンデンサ効果によって電話線の静電容量が変化したので、リンク切れが発生したと言われれば、「あーそうですか」と頷いてしまいそうです。 しかし、 データ採取の結果は「上り拡張をOFF(OLをOFF)にするとリンク切れの頻度が少なくなる」です。 ずっと考えているのですが、明確に分かりません。 ・上りの周波数帯域を拡大するとリンク切れが多くなる。??? (下り周波数帯域より低周波域なのに?) ・上り拡張をONにしていると雨によってリンク切れが発生する。??? (上り拡張がOFFならそんな事ないのに?) 上記2つの条件に見合いそうな事柄が見当たりません。 当方の勝手な個人的見解を言わせてもらえば、もしかして、 「単純に技術が今ひとつ未熟なだけではないのでしょうか?」 よく、モデムのファーム改修時に「ADSLの接続性を改善しました」とありますから、今後、これらの事も良くなる方向を期待します。 (2005年06月 新規作成) since 01/2003 Copyright©2003-2009 yu_ (yu_@yu-memo.info) HP:http://www.yu-memo.info MAIL:yu_@yu-memo.info |