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<2005年11月06日> 回線を47Mbps契約にしてから約1年強。8Mbps契約の時と比較してリンク切れが多くなり、何が原因かを調べる為にデータ採取を開始した次第。 「NTTフレッツADSL」特有である、ADSLモデムの「接続設定を自分で変更出来る機能」を生かして、各々のデータを採取してきた最終確認です。 前回、Annex I(OLなし・上り拡張なし)の接続方式とし、リンク切れが「0」とはならなかったが、回数が少なくなった事。また、「雨の降り始めにリンク切れが発生する。」という事が無くなった事を確認済み。 しかし、以前リンク切れは不定期に発生していた状況です。 では、8Mbps契約時までの「Annex C(OLなし・上り拡張なし)」接続方式では、どうなるかデータを採取してみました。(厳密には8Mbpsではなく12Mbps契約と同じ状況という事になります) 元データはこちらです。 なお、こちらのページは「47Mbpsリンク切れデータ1」「47Mbpsリンク切れデータ2」「 47Mbpsリンク切れデータ3」「47Mbpsリンク切れデータ4」の続きとなります。 2005年10月01日から2005年10月31日までの約1ヶ月間、モデムを常時接続状態とし、人的によるリンク切断は行わず自然リンク切れのデータを採取しました。 なお、日時に関しては秒単位を切り捨てています。 回線1側に使用している「MS5モデム」と回線2側に使用している「6400Mモデム」の時間表示には若干のズレが生じている可能性があります。1分単位のズレは誤差として見てください。 【接続条件】
(回線1側) MS5モデム(ファームVer3.02) 「Annex C(OLなし・上り拡張なし)」 AMノイズキラー(NT-T32NK)接続 電源ノイズフィルター「audio-technica AT-NF1」接続 (回線2側) 6400Mモデム(ファームVer1.39) 「Annex C(OLなし・上り拡張なし)」 AMノイズキラー(NT-T32NK)接続 電源ノイズフィルター「audio-technica AT-NF1」接続 *その他詳細に関してはADSL回線環境とデータのページにて 【データ】
「リンク切れは発生しなかった」 という事でしょうか。
「リンク切れの回数が2回に収まった」 という事でしょうか。
「雨の降り始めのリンク切れは発生しなかった」 「リンク切れが発生しなかったので有効なデータではない」 という事でしょうか。
「雨の降り始めのリンク切れは発生しなかった」 という事でしょうか。
「リンク切れ回数が少なく、リンク切れが少ない状況は持続すると考えられる」 という事でしょうか。 【考察・まとめ】
ADSL8Mbps契約までの時のリンク切れは、今回の様な状況だったと記憶しています。 今回のデータ採取中にも、強い雨が何度か降りました。 しかし、前回同様に「雨が降リ始めたのでリンクが切れた」という事は発生していません。 また、「47Mbpsリンク切れデータ1」の時と同様に「雷雨と同時に豪雨」という状況が1度あったのですが、リンク切れは発生していません。 ここで、これまでのリンク切れデータのおさらいをします。 「回線1側」 ・1回目→Annex I(OL・上り拡張あり)リンク切れ71回 ・2回目→Annex I(OL・上り拡張あり)リンク切れ30回 ・3回目→Annex I(OL・上り拡張あり)リンク切れ88回 ・4回目→Annex I(OL・上り拡張なし)リンク切れ 5回 ・5回目→Annex C(OL・上り拡張なし)リンク切れ 0回 「回線2側」 ・1回目→Quad Spectrum(OL・上り拡張あり)リンク切れ22回 ・2回目→Quad Spectrum(OL・上り拡張あり)リンク切れ14回 ・3回目→Quad Spectrum(OL・上り拡張あり)リンク切れ26回 ・4回目→Annex I(OL・上り拡張なし)リンク切れ11回 ・5回目→Annex C(OL・上り拡張なし)リンク切れ 2回 今回は、分かりやすい答えを出す為に、回線1側のみのデータで考察します。 回線1側と回線2側を混合してしまうと、使用しているモデムや接続方式が異なっている為に単純判断が出来ません。 総じて言えば ・「回線1側」は「上り拡張」を行わない事でリンク切れが少なくなった事。(接続方式を下げる事によりリンク切れが減る事) ・「回線2側」も同様ではあるが、「回線1側」に比べると変化率は少ない事。但し、接続方式を下げた時のリンク切れは「回線1側」よりも多い事。 ・1〜3回目まで「回線1側」のリンク切れが「回線2側」と比較し、回数が多く「モデム」の影響も考慮しなければいけない、もしくは根本的に、回線の品質が異なる事。
『A』『B』『C』と3つの部分をマーキングしています。 ・『A』=「Annex C ⇒ Annex I」により増えた帯域 ・『B』=「上り拡張」により増えた帯域 ・『C』=「上り拡張」により上り信号の1サブキャリアあたりのビット数が減少した帯域 今回の「Annex C(上り拡張なし)」でリンク切れ「0」を基準とし、リンク切れ原因の割合を探ります。 ・1回目から3回目までのリンク切れデータの平均 (71+30+88)÷3=63回 ・4回目のリンク切れデータ=5回 これらの数字から ・『A』部分の影響によるリンク切れ 5回 ・『B』『C』部分の影響によるリンク切れ 63−5=58回 と見出せます。それを割合として表すと、 ・『A』によるリンク切れ発生率は (5÷58)×100=8.62% ・『B』『C』によるリンク切れ発生率は 100−8.62=91.38% 『C』による影響は考えにくいのですが、『A』と『B』についてはビット数が「ダラダラ」と下がる似た傾向を持っています。 モデムでエラー訂正が出来ないと、リンク切れが発生しやすくなりますから、ビット数の少なくなる部分がリンク切れの影響を及ぼしているのではないかと考えられます。 『A』の部分は「Annex C」接続とする事によって帯域外になり、影響を受けない。という事ですね。 問題は『B』の「上り拡張」なのですが、「雨が降り始めると・・・」という内容です。 1回目、リンクが切れた時の状況で「雨・・」という割合が約半数を占めています。 『A』と同様の「ビット数が少なくなる」帯域なのですが、発生率が高すぎます。 本来、雨によってリンクが切れるという要素は、さまざま考えられます。 ・雨水による電話線の芯線部でのショート ・雨水が電話線の被覆部分にかかる事による静電容量(C)変化による物 ・etc 単純な公式から雨による影響の要素を見出せるでしょうか。 <キャパシタンス Xc=1/ωC(Ω) (オメガω=2πf)> 推測の内容になってしまいますが、局側DSLAMが発する下り信号のパワーに比べ、宅内のモデムが発する上り信号はパワーが弱く、エラー訂正が出来ずにリンクが切れてしまう割合が増えるのではないでしょうか。 (モデムが高めのビット数(リンク速度)でリンクして頑張っても、上り方向のパワーは弱い為に、下り方向に比べノイズ等の影響を受けやすいのでないでしょうか。) 余談: モデムが(DSLAMが)リンクを切る状況には、ある「しきい値」があるはずです。 AMノイズキラーは周波数可変式のダイヤルを持ち合わせています。 リンクが確立している状況で、これをゆっくり回してもリンクは切れないのですが、速く回すとリンクが切れます。 その周波数帯域のビットが、順次欠損しているはずですが、ある程度の余裕があるという事ですね。 速く回し、急激にビットが欠損する状況になるとリンクが切れると・・・。 (2005年11月 新規作成) since 01/2003 Copyright©2003-2009 yu_ (yu_@yu-memo.info) HP:http://www.yu-memo.info MAIL:yu_@yu-memo.info |