ルータ使用でもMNモデムへ

更新:2003年04月22日

■メインページ■
■掲示板(BBS)■

【ADSL関連】
ADSL回線環境とデータ
47Mbpsリンク切れデータ1
47Mbpsリンク切れデータ2
47Mbpsリンク切れデータ3
47Mbpsリンク切れデータ4
47Mbpsリンク切れデータ5
UPnPでリンク速度を見る

【LAN関連】
ルータ使用でもMNモデムへ
ルータ使用でも・・・part2
Home-Network
スループット理論値
PCのRWIN
FON
無線LAN

【LAN電源関連】
IPPower9258
常時電源ON

【ADSLモデム】
NV3モデム
MS5モデム
6400Mモデム
MN,600MNモデム

【ルータ】
マルチセッションルータ
RT58i
RT57i
RTA55i
BA8000Pro
BRL-04FMX(BA8000Pro)
BRL-04FA(BA5000Pro)
BLW-54VP
その他のルータ

【NAS】
HDLM-U
GigaLANDISK
LANDISK
LAN-iCN
LHD-NAS
KURO-BOX/HG

【ネットワークメディア】
PK-AX300
PK-AX300 FAN交換
PK-AX10
PK-AX10 HDD交換
AVLP2/G
MediaWiz

【プリントサーバー】
ETX-PS1/U

【WEBカメラ】
BL-C10

【デジタルカメラ】
IXY DIGITAL WIRELESS

【自宅サーバー関連】
CboX
LaVie MX Server

「ルータ使用でもMNモデムへアクセス出来る様に配線しちゃいました!」

早速MNモデムの最新ファームを試し、キャリアチャートが見られる様になり感激しましたが、ルータ(擬似BA5000Pro)を使用している為、MNモデムへのアクセスはいつも「ルータの接続を切り、モデムの電源を切り、モデムの蓋を開け、モデムのディップSWを切り換えて、LANケーブルを抜き差ししてぇ・・・」の一大イベントで結構大変です。
これは通常、普通にBBルータを使用する方法だとLAN側PCからは単純にhttp://192.168.0.1/ではMNモデムにアクセス出来ない為です。
BBルータのスタティック(静的)ルートテーブルに「192.168.0.1のパケットはWAN側へ飛べ」と設定してもPPPoE発信しているBBルータのWAN側に接続された機器とは通信出来ないんです。
しかもモデムを置いてある部屋(1F)とルータを置いてある部屋(2F)、それと主にPCを使用する部屋(2F)全てが違う場所なので、夜中なんかに「モデムをリブートさせたい!」時や「リンク速度を見たい!」、しかも「ルータはそのまま使いたい!」という欲望から始まっています。
そこでキャリアチャートが見られる様になった事を機会に余っていたルータ(PBR005)を使用していつでも自由にMNモデムにアクセス出来る様にしてみました。LANケーブル類等、多少の追加投資は必要ですが、簡単に出来ますので興味の有る方は参考にしてみて下さい。

【実験1】

ネットワーク図1
DSL-SP501


準備した物は
1.静的IPアドレス設定の可能なルータ(PBR005等)<新設のルータ>
2.LANケーブル3本(当方の場合0.3mの物)<新規のLANケーブル>
3.LAN分配器(LOAS製DSL-SP501)
4.LAN中継用アダプタ(ELECOM製LD-RJ45TJJA)<10BASE_T用です>

配線方法は
1.モデムとルータ間LANケーブルのルータ側コネクタを抜き『LAN中継用アダプタ』を使用して『LAN分配器』を取付けモデムからの信号が2分配出来るようにする。
2.LAN分配器からは既存のルータのWAN側コネクタへと新設する。ルータのWAN側コネクタへそれぞれ『新規のLANケーブル』で接続する。
3.既存のルータのLAN側コネクタと新設するルータのLAN側コネクタを『新規のLANケーブル』でお互いを接続する。

設定方法は
1.MNモデムは『ディップSW3』をONのままとして設定は動作切替モードをルータから『ブリッジ』に変更する。
2.新設のルータ設定は『LAN側IPアドレスは既存のLAN側IPアドレスのサブネットマスク内で未使用のIPアドレス』とし、『WAN側IPアドレスはモデムで使用するIPアドレスのサブネットマスク内で未使用のIPアドレス』とする。
3.既存のルータ設定はスタティック(静的)ルートテーブルに『宛先アドレス(モデムのIPアドレス)、ネットマスク(255.255.255.0)、ゲートウェイ(新設ルータのLAN側IPアドレス)』を追加する。

注意点は、
1.既存のLAN側IPアドレスにDHCPを使用している場合、新設ルータのLAN側IPアドレスはDHCPで割当てられるIPアドレスの範囲外とする事。(IPアドレスが重複しない様にする為)
2.新設のルータ設定では『DHCP設定』はOFFにする事。
3.新設のルータ設定で『UPnP設定』のON/OFFがあればOFFにする事。

これだけで既存のルータがPPPoE使用中(ネット接続中)でもモデムのIPアドレスへアクセスするとモデムの設定画面を確認する事が出来て大変便利です。

但し!この様に配線する事によって、
1.今回はULスループットが不安定となった(740kbps安定→550〜650kbpsの不安定)
2.DLスループット今回はとりあえず変化なし(6740kbps安定)
3.その他特に弊害なし

これまでに至る経過とさらに注意点として
1.LAN分配器(LOAS製DSL-SP501)の代わりに手元にあった『オートネゴシエーションタイプのスイッチングHUB』を使用した所DLスループットが4500〜5000kbpsの不安定となった。(HUBのコリジョンランプが点滅していた)
2.今回ではないが以前モデムとルータ間のLANケーブルを延長する際LAN中継用アダプタに<100BASE_TX/10BASE_T>兼用の物を使用したら通信出来なかった。
3.同様に以前LAN中継用アダプタは(ELECOM製LD-RJ45TJJA)を使用したが追加LANケーブルに10mの物を使用したら通信出来なかった。(3mの物に変更したら通信出来た)
4.上記2,3の時と現在とではモデム、ルータ共に違うので何とも言えません。

本当はオートネゴシエーションタイプではない(100Mbps/10Mbpsマニュアル固定可能な物)スイッチングHUBを探しに行った所、価格がぜんぜん安い『LAN分配器(LOAS製DSL-SP501)』を見つけたのでこちらを購入してみました。
100Mbps/10Mbpsマニュアル固定可能なスイッチングHUBであれば上記の不具合は起こらないのかも知れません。が行っていないので分かりません(PPPoE接続は結構シビアという事です)

【実験2】

ネットワーク図2
LGH-M5P


LAN分配器(LOAS製DSL-SP501)からリピータHUB(メルコ製LGH-M5P)<10BASE_T>に替えてみた所、ULスループットダウンがなくなりました!これで不具合なしです。
但しリピータHUBでもコリジョンランプは点滅しています。・・・という事はやっぱりHUBのオートネゴシエーションが悪さするのかな?(よく聞く話です)
ちなみに上記で使用していたスイッチングHUBとは同じメーカー(メルコ製)の(LSW10/100-5PW)<100BASE_TX/10BASE_T>兼用です。

またLAN分配器(LOAS製DSL-SP501)の構造上、配線の仕方からするとUL信号がコリジョンを起こしてスループットダウンさせていたのでしょう。(本来の使い方ではありませんでしたから・・・)
写真1
ルータ後面にハブ


左奥の物は気にしないで下さい・・・。
ふと、ここで初めに帰りモデムの設定画面を見返すと「LANインターフェース」の右上に「詳細設定」項目が有り「自装置のIPアドレス」を新規追加出来ます。
もしかすると新設ルータは使用せずとも、モデムのIPアドレスに既存LAN内サブネットマスク内のIPアドレスを追加設定し、モデムから分配された信号を既存ルータのWAN側とLAN側に接続するだけで通信出来るかも・・・。
・・・と思い行ってみましたがモデムの初期設定IPアドレス(192.168.0.1)を消去しないといけないのか分かりませんが、新規IPアドレスにはアクセス出来ませんでした。
(当方のLAN内IPアドレスは192.168.0.0/24ではない為)
キチンと設定すれば可能です

ここまで行ってみましたが、やはりモデムとルータのLAN側が直接接続してあるのは外部からアクセス出来ないのは分かりますがセキュリティの面からなんとなく気持ち悪いのでやめる事にしました。
(もちろん新設ルータにはきちんとフィルタリングかけてます)

【実験3】

ADSL回線2用に「Web Caster 600MN」を新規購入しました。それで同様にルータを接続してみました。
「600MN」の設定は「ブリッジ接続とし」、PPPoE発信用として「Allied Telesis AR-230E」と、ローカル用(192.168.0.1への橋渡し)として「corega BAR SW-4P Pro」を接続しました。

「600MN」ですとLAN側コネクタに4つのポートを持っているので別途HUBが不要であり、しかも<100BASE_TX/10BASE_T>兼用の仕様ですので、MNモデムでの上記の様なHUBの問題は発生していません。
やはりMNモデムが<10BASE_T>仕様という所がネックになっているのかもしれません。

【実験4】(ADSL回線2では「ネットワーク図4」を採用中)

BA8000Pro
「プライマリLAN」、「セカンダリLAN」

これがあればLAN側IPアドレスがモデムのサブネットマスク内(192.168.0.1/24 等)でなくても、追加ルータ不要でモデムにアクセス可能(・・・だと思っていたのですが・・・)(例えばLAN側192.168.1.0/24、モデム192.168.0.1 等)

実際にBA8000Proを購入して実践してみました。
(AR230Eと交換し600MNモデムと接続)
ネットワーク図3
BA8000Pro


「・・・あれ〜何か当方のBA8000Pro<LAN0とLAN1>間で通信が出来ないんです!」

[設定例]
LAN0(192.168.1.3)
LAN1(192.168.0.3)
静的フィルタ
LAN0→LAN1 : pass,*,*,*,*,*
LAN1→LAN0 : pass,*,*,*,*,*
ポリシールート
*,192.168.0.0/24,*,192.168.1.0/24,*,0.0.0.0,LAN1

きちんとLAN0とLAN1間で全てのパケットを「通過」出来る様に設定し、ポリシールートで「192.168.1.0/24 から 192.168.0.0/24 向けのパケットはBA8000ProのLAN1側アドレスへ飛べ」としているのに通信が・・・。
ログにはきちんとパケットが飛んでいるのが残っているのですが通信は出来ません・・・。

ログ例: ログなので「Filter」の名称になっている様です。
「Filter: Packet from 192.168.1.20:* to 192.168.0.20:* protocol: TCP Match routing policy. Rule ID 1, Destination interface LAN 1 ,Gateway:192.168.0.3」

LAN0側からLAN1側にpingも飛ばないんです。
でもBA8000Pro自身のping項目からはきちんとpingが飛ぶんです。
LAN0→LAN1をPC間通信でも行なってみましたがやっぱりNGなんです!

ポリシールート以外に「静的ルーティング」設定も有るので、こちらで行なってみるもやっぱりNG!

仕方ないので外付け橋渡しルータ復活です。(これならOK)
ネットワーク図4
BAR SW-4P Pro



*今件についての詳細は「BA8000Pro」項目の方を参照下さい。

(2003年01月 新規作成)

 since 01/2003 Copyright©2003-2009 yu_ (yu_@yu-memo.info)
 HP:http://www.yu-memo.info MAIL:yu_@yu-memo.info