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ネットワークのスループット理論値を計算から導く内容です。 注)参考書を元に書き出します。 【スループット理論値】
理論値:環境やドライバ等がBESTな状態にある場合の最高スループット値です。 「有線10Mイーサネット」 規格値:10Mbps 理論値:約9.5Mbps 「無線IEEE802.11b」 規格値:11Mbps 理論値:約6.2Mbps 「無線IEEE802.11a」 規格値:54Mbps 理論値:約30Mbps 【スループット実力値(参考)】
実力値:環境やドライバ等によって得られる実際の最高スループット値です。 「有線10Mイーサネット」 実力値:約8.9Mbps 「無線IEEE802.11b」 実力値:約4.5Mbps 「無線IEEE802.11a」 実力値:約22Mbps IEEE802.11bの中でも「シスコシステムズ」製だけは、ほぼ理論値のスループットが得られる様です。 IEEE802.11b、IEEE802.11a共にWEPは非設定。(設定時はさらに低下あり) 【スループット理論値の導き方】
「有線10Mイーサネット」 イーサネット・フレーム送信データ最大サイズ:1500バイト(12000ビット) データ前後イーサネットヘッダー:14バイト(112ビット) エラー訂正FCS(フレームチェックシーケンス):4バイト(32ビット) フレーム前プリアンプル信号:8バイト(64ビット) フレーム間ギャップ:12バイト(96ビット) 合計:1538バイト(12304ビット) TCP/IPヘッダー:各20バイト(各160ビット) 1つのフレームで送信出来る最大データ量 :1500−(20×2)=1460バイト(11680ビット) 10Mイーサネットの場合:連続10Mbpsで送信 1538バイト(12304ビット)の送信時間:1230マイクロ秒 理論的最大スループット :11680(ビット)÷1230(マイクロ秒)=9.496(Mbps) (1168÷1230×100=95パーセント) 「無線IEEE802.11b」 イーサネット・フレーム送信データ最大サイズ:1500バイト(12000ビット) データ前後イーサネットヘッダー:32バイト(256ビット) エラー訂正FCS(フレームチェックシーケンス):4バイト(32ビット) 合計:1536バイト(12288ビット) フレーム前プリアンプル信号とPLCPヘッダー送信時間:192マイクロ秒 PLCP(フィジカルレイヤーコンバージェンスプロトコル) フレーム間ギャップとランダム待ち時間:360マイクロ秒 ACKフレーム受け取り待ち時間:213マイクロ秒 IEEE802.11bの場合:連続11Mbpsで送信 1536バイト(12288ビット)の送信時間:1117マイクロ秒 1つのフレームの合計:1117+192+360+213=1882マイクロ秒 理論的最大スループット :11680(ビット)÷1882(マイクロ秒)=6.206(Mbps) (1062÷1882×100=56パーセント) となります。 100Mイーサネットと無線IEEE802.11aも基本的しくみは同様ですから比率計算から導き出すと ・100Mイーサネット:100Mbps×0.95=約95(Mbps) ・無線IEEE802.11a:54Mbps×0.56=約30(Mbps) となります。 (2003年07月 新規作成) since 01/2003 Copyright©2003-2009 yu_ (yu_@yu-memo.info) HP:http://www.yu-memo.info MAIL:yu_@yu-memo.info |